備長炭は木炭の中でも白炭といわれる種類のものです。
白炭は平安時代に遣唐使として、唐（当時の中国）で勉学を納めた弘法大師が大陸で習得した作成技術を、日本帰国後に広めたといわれています。
特に弘法大師が建てた高野山金剛峯寺のある紀伊国では炭焼きが活発に行われ、地域の特産物として各地域で使用されました。
特に江戸時代に開発された備長炭は好評を得て炭の一大ブランドになっています。
通販サイト・炭火人（すみびじん）では、備長炭を販売していますがこれは人工のもです。
外国産の多くはもともと中国から輸入していたのですが、２０００年代に森林保護を名目に輸入が禁止されてしまいました。
そこで開発されたのが炭火人で販売している商品です。
天然物と同等の火力を持っているうえ、爆跳せず安全に取り扱うことができ、不快な臭いもないため天然物同様に使用することができます。
また炭火人は売上の一部をNGO緑化事業団体に寄付するなど、強い環境意識をもっているのが特徴です。